コラム第777号:「最近のランサムウェア攻撃やサイバースパイに見られるOPSEC(運用上のセキュリティ)の進展」
第777号コラム:名和 利男 理事(株式会社サイバーディフェンス研究所専務理事/上級分析官)
題:「最近のランサムウェア攻撃やサイバースパイに見られるOPSEC(運用上のセキュリティ)の進展」
近年、デジタル世界は急速に進化し、その一方で、ランサムウェア攻撃やサイバースパイ活動といった新たな脅威が増加しています。これらの攻撃は、個人、企業、さらには国家レベルでのセキュリティを脅かしています。しかし、これらの攻撃の背後にあるのは、単なる技術的な進歩だけではありません。それらは、攻撃者が自身の活動を隠蔽し、追跡を避けるための戦術、技術、手法の進化、すなわちOPSEC(Operational Security)の進化の産物でもあります。
コラム第776号:「G7デジタル大臣会合にて行った「International Mutual Recognition for Achieving DFFT」のデモンストレーションの意義」
第776号コラム:手塚 悟 理事(慶應義塾大学 環境情報学部 教授)
題:「G7デジタル大臣会合にて行った「International Mutual Recognition for Achieving DFFT」のデモンストレーションの意義」
2019年1月に、スイスのダボスで開催されましたWorld Economic Forumにおいて、故元安倍首相が、Data Free Flow with Trust (DFFT)を世界に発信しました。これは、我が国にとっては珍しいことで、世界に先駆けてデータの重要性を謳ったものでした。