第645号コラム:「身分証明書としてのマイナンバーカード」
第645号コラム:佐藤 慶浩 副会長(オフィス四々十六 代表、IDF副会長)
マイナンバーカードが来年から健康保険証として使われることが決まり、さらに運転免許証にも使われる方向で検討されていることが報道された。そのようになれば、マイナンバーカードが身分証として使われ始めることになる。本来は、いまでもマインバーカードは身分証として使うことができる。しかし、マイナンバーカードが身分証として定着していないのが実情である。その理由は、主として2つある。 もっとも大きな問題は、カードの裏面に記載されたマイナンバーを秘密として取り扱う必要があることだ。