第436号コラム「地域医療連携におけるデジタル・フォレンジックの可能性の中心」
「医療」分科会WG1 江原 悠介 座長(PwCあらた有限責任監査法人 システム プロセス アシュアランス部)
第13期の「医療」分科会は二つのワーキンググループ(WG)により構成されている。一つはe-Discovery等も視野に入れた、医療現場におけるデジタル・フォレンジックの活用可能性について法学的な見地を中心として検討するWG2であるが、本件については2016年6月のコラム(第417号「医療現場におけるフォレンジック技術の活用可能性を探る」にて佐藤座長が解説する通りであり、また現在、年内における報告書の作成に向けた大詰めを迎えているところでもある。そのため、後ほど公表されるであろう成果物を直接ご確認頂くこととし、本コラムではもう一つのWGの現状について解説する。